ああ馬上…
2000年10月28日ここのところ、体調不良と仕事に追い捲くられて、気がついたらこんなに日にちがたってしまっていた。なんちゅーこっちゃ!そして、体調不良の中、人間の身体は鍛えれば強くなるというが、やはり鍛えられんところというのはあるもんじゃろうのうと、脈絡もなく考えていた。例えば眉間とか、喉とか、向こう脛とか…。ああ、そういえば昔、ああいうこともあったのう……
それは昔、会社の先輩と清里まで旅行に行った時の事じゃった…。
体験乗馬ができるという話で、おいらたちは行ったのさ。馬に乗るなんて、まして自分で手綱を握りなんて、そんなこと初めてなおいらは内心ビビりまくっていた。そして、案の定、馬になめられた。
とはいえ、インストラクターさんの指導により、ポクポク歩かして止まらせてっちゅーとこまでは問題なくすすんだのだ。問題は次のステップ『ギャロップ』…。これが難しいのだ。どう難しいかというと、馬が上下に揺れるタイミングに合わせて、こちらも自ら上下に揺れなければならないのだ。手拍子叩いてても、気がついたら一人タイミングが遅れるようなおいらには、ものすごい高等テクニックであった。
その時、ふいに体験乗馬グループ黒一点の男性の様子がおかしくなった。いままでそつなくこなしていたのに、やたらと馬の手綱を引いて、馬の足を止め始めたのだ。周囲は皆ギャロップをしている、一人が止まると皆が止まる羽目になるのだ。インストラクターさんの注意が飛ぶ中「すいません」と謝りつつも、何度も馬を止める男性。誰も気がついていなかったかもしれないが、ギャロップができないおいらには分っていた。
…タイミングが合わないんだね。
タイミングが合わないとどうなるか。答えは簡単である。馬の身体が下に下がった時に、自分の身体は上に上がっていて、そして馬の身体が上に上がった時に…。
ぶつかるのである。
またがっているその状態で、無防備に、がつんと、鞍に。
痛いのである。
モロに、そこが。
ついていないちょろのすけも骨が当たって、目から火花がちりそうなのに、ついている男性の心中は計り知れんことだろう。…残念なことにインストラクターさんは女性であった。
人間、鍛えられない所があるというが、そういうからには鍛えてみた人がいるということなのだろうか。そういう部分を必死に鍛えている人もを端から見たら、なんだか滑稽なような気がする。だが人生、このようにいつ何時、悪魔が人間の弱点を攻撃してくるのか分からない。だから鍛えようとするのだろうか…。鍛えていかねばならんのだろうか…。
教えて!偉い人!!
それは昔、会社の先輩と清里まで旅行に行った時の事じゃった…。
体験乗馬ができるという話で、おいらたちは行ったのさ。馬に乗るなんて、まして自分で手綱を握りなんて、そんなこと初めてなおいらは内心ビビりまくっていた。そして、案の定、馬になめられた。
とはいえ、インストラクターさんの指導により、ポクポク歩かして止まらせてっちゅーとこまでは問題なくすすんだのだ。問題は次のステップ『ギャロップ』…。これが難しいのだ。どう難しいかというと、馬が上下に揺れるタイミングに合わせて、こちらも自ら上下に揺れなければならないのだ。手拍子叩いてても、気がついたら一人タイミングが遅れるようなおいらには、ものすごい高等テクニックであった。
その時、ふいに体験乗馬グループ黒一点の男性の様子がおかしくなった。いままでそつなくこなしていたのに、やたらと馬の手綱を引いて、馬の足を止め始めたのだ。周囲は皆ギャロップをしている、一人が止まると皆が止まる羽目になるのだ。インストラクターさんの注意が飛ぶ中「すいません」と謝りつつも、何度も馬を止める男性。誰も気がついていなかったかもしれないが、ギャロップができないおいらには分っていた。
…タイミングが合わないんだね。
タイミングが合わないとどうなるか。答えは簡単である。馬の身体が下に下がった時に、自分の身体は上に上がっていて、そして馬の身体が上に上がった時に…。
ぶつかるのである。
またがっているその状態で、無防備に、がつんと、鞍に。
痛いのである。
モロに、そこが。
ついていないちょろのすけも骨が当たって、目から火花がちりそうなのに、ついている男性の心中は計り知れんことだろう。…残念なことにインストラクターさんは女性であった。
人間、鍛えられない所があるというが、そういうからには鍛えてみた人がいるということなのだろうか。そういう部分を必死に鍛えている人もを端から見たら、なんだか滑稽なような気がする。だが人生、このようにいつ何時、悪魔が人間の弱点を攻撃してくるのか分からない。だから鍛えようとするのだろうか…。鍛えていかねばならんのだろうか…。
教えて!偉い人!!
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