ふさふさ〜〜〜〜♪

2002年11月16日
その日ちょろのすけは大忙しだった。
披露宴の司会の仕事が入っていて、最終タイムテーブルを印刷しようとした途端、プリンタのインクが切れやがったり、下読みやっていて気がついたらエライ時間だったりと、ほとんど自業自得に忙しかった。
そして、時間ギリギリに美容院に髪のセットに行こうと玄関に向かい・・

一通の手紙を見つけた。

松竹・・・。

いや、映画のオーディションを受けた覚えもなければ、スカウトされる謂れもなかろうと、ありえないことに思いをはせるアホなヤツであった。
こんなん送られてくる覚えないで〜?
ネットでなんか応募してもうたんか〜〜?

ん?
応募?
松竹・・・?
ま・・・まさか!!!!!

そのまさかであった。
『指輪物語』のDVDを購入すると、もれなく『中つ国パスポート』がもらえるのだが、レンタルで見ちゃった人のために、葉書で応募すると抽選でパスポートがもらえるのだ!!!
おいらはレンタルもしていないくせに、のほほ〜んと葉書を1枚出していたのだ。
出していて事すら忘れているほどに、極自然に。

あれか?
あれなのか?
当たったのか?!!!

慌てて開封するおいらの目の前には、赤茶色のパスポートが滑り出てきたのだった。
ああ!
ドワーーーーーーーーフゥゥゥゥゥゥ!!!!

パスポートにはそれぞれの種族によって色分けがされている。
DVDの特典でついてきたおいらのパスポートは『エルフ』だった。
確かにおいらはエルフスキーだが、おいらがエルフでどうする。
エルフとは、遠くにありて思うものよ!と訳のわからぬ理由から、満足していなかったおいらであった。
ちなみに姉からは「マイペースなところはエルフで合ってるのとちゃう?」と言われたが、そんなことないので、聞かなかった事にした。
おいらは『ドワーフ』が欲しかったのである。
(ちなみに姉も『エルフ』だった。姉は『ホビット』が欲しかったらしい。しかし一緒に購入したYちゃんだけが『人間』を引き当てたあたり、なんだか人為的なものを感じる・・・。)

しかして!
ドワーフのパスポートがおいらの手の中に!!
おいらの手の中に!!!

美容院、予約時間はすでに5分過ぎていた。
おいらはダッシュで階段を駆け上がり、姉に報告してからダッシュでまた美容院へと向かったのであった。

「なんで遅れたん?ちょろのすけさん。もう、ダッシュでやらんと時間間に合わんのとちゃう?」
美容院の店長に怒られながら、理由は言えないおいらであった。

あ〜〜〜〜〜、でも、これでおいらドワーフの仲間入りや〜〜〜♪(うっとり)


彩乃さん>リンクありがとうございます。突発的に日記をつけ、平素はひっそりとしている日記帳ですが、ま、広い気持ちで見ていただければ幸いです。はい。

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