仕事帰りに時々通る地下通路では、いつもテレクラのティッシュ配りの兄ちゃんたちが、せっせとティッシュを配っている。
いつもは色んな意味でこなれた兄ちゃんが不機嫌そのものの顔でガッサガッサと配っているのだが、この日は違った。
普通の男の子が二人、初めてなのだろうか、ぎこちなくティッシュを配っていたのだ。
一人の男の子がおいらの斜め前を歩いていた茶髪の若いお嬢さん(表現をややソフトにしております)にティッシュを差し出し、無視された。
とても残念そうだ。
次の瞬間おいらの目の前にティッシュが!
もう一人の男の子がおいらにティッシュを差し出したのだ。
「うわぁ!ええなぁお前、また受け取ってもらえたやんけ。」
失敗した男の子はとても羨ましそうに彼に話し掛けた。
「あんなぁ、こういうのはな見た目とちゃうねん。タイミングやねん。」
ものすごく得意げに言う男の子に、もらったティッシュをしまいながらおいらは心の中でつぶやいた。
んにゃ。
花粉症やねん、おいら。
いつもは色んな意味でこなれた兄ちゃんが不機嫌そのものの顔でガッサガッサと配っているのだが、この日は違った。
普通の男の子が二人、初めてなのだろうか、ぎこちなくティッシュを配っていたのだ。
一人の男の子がおいらの斜め前を歩いていた茶髪の若いお嬢さん(表現をややソフトにしております)にティッシュを差し出し、無視された。
とても残念そうだ。
次の瞬間おいらの目の前にティッシュが!
もう一人の男の子がおいらにティッシュを差し出したのだ。
「うわぁ!ええなぁお前、また受け取ってもらえたやんけ。」
失敗した男の子はとても羨ましそうに彼に話し掛けた。
「あんなぁ、こういうのはな見た目とちゃうねん。タイミングやねん。」
ものすごく得意げに言う男の子に、もらったティッシュをしまいながらおいらは心の中でつぶやいた。
んにゃ。
花粉症やねん、おいら。
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