故あって撮影所にちょろっと行く事になった。
その廊下で、ばったり出会った人がいる。
おいらも急いでいたので止まれなかったが、えらくほそっこくて、えらく顔の小さい、頭にタオルらしきものを巻いた兄ちゃんであった。

窪塚○介や。
「おはようございます」
と、声をかけたら、何でこんな所にこんな人がいるんだ?というような不思議そうな表情で
「あ・・・おはようございます」
と、返してくれた。
挨拶をきちんと返せる人は、悪い人ではない。

しかし、実はちょろのすけは悪い人であった。
3年前のことである。
イギリス大英博物館の前で、実は一回見かけている。
その時おいらは、彼の至近距離にて思わず「うわ!ちっちぇ!」と言ってしまい睨まれた覚えがある。
見ず知らずの人に聞こえる所で言っていい言葉ではないので、これは睨まれても仕方がない。
ごめんな、ホンマ。

彼の名誉回復の為にあえてここで言っておこう!

「そんなにちっちゃくねぇよ!大丈夫!」

この出来事を人に話すと、往々にしてどうして握手しなかっただの、サインもらわなかっただの言われるのだが、実はおいらは全然この出会いに興奮しなかったのだ。
なぜならすでに興奮する出来事があったからである。

それは廊下を歩いている時の事だった・・・。

ああ!こんな所に『指輪物語』のポスターが!!!!!

不意打ちだったので興奮したなぁ・・・あれ。

・・・なぁ、何でおいらが正直に握手もサインも考えつかなかった理由話てんのに怒るのん?

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