鴻上尚史が「ロンドン・ディズ」にクラスメイトの女の子たちと挨拶代わりにハグ＆キスすると書いていた。
子供の頃いたドイツでは、爺ちゃん婆ちゃんクラスの人とハグ＆キスのご挨拶をしていた。
そういえば5年前にきたイギリスではそんなことは一度もなかったような気がするが、現在、クラスメイト等「お友達」とは普通にハグのご挨拶、気が乗ればキス付きでいただいてしまっているので、気に留めたこともなかった。
てっきりおいらは、ハグ＆キス文化は西洋文化全体をカバーしているものだと思っていた。
が
ハウスメイト達に言わせるとイギリスは「ハグ＆キス」文化の薄い国らしい。
彼氏がイギリス人というハウスメイトも「あっさりしたもんだよ〜」だそうで、週末会っても駅でハグもキスもしないよと言っていた。
・・・・・・・・・・・・そうなのか？
うちのコースはすごいぞ。
いつも一緒にいるCちゃんとは朝と放課後にお早うとバイバイのワンアームハグ。
陽気なR君やC君とは毎朝おはようのハグ。
J君、A君、Kちゃんとは彼らの気が向いた時だけおはようのハグ。
英語クラスのPちゃんとは会うたびにハグ。
パーティやイベントごとがあると、会う顔見知り全員とハグハグハグハグ・・・・
先日などクラスメイトの忘れ物をクラスルームに持っていってあげたら肋骨折られるかもってなぐらい力強くて長いハグ＆んちゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜！レベルのキスをいただいてしまったぞ。←クラス一可愛い彼からなので、悪い気はしなかったが、本当は『勝手に持って行きやがって、俺がどれだけ心配したと思ってるんだよ！』って怒ってたんじゃないか？と思うぐらいの情熱的なハグであった。「は〜なして〜〜〜」と訴えてしまったほどに。
ハウスメイト達のコースは所謂アート系。
イラストやアニメーションといった分野である。
実際にデザインの学生さん達と一緒の授業をとったことがあるが、やはりパワーとフレンドリーさは溢れんばかりでおいらのコースの人たちが大きく上回っていた。
キャラクターによるのか・・・と思ってみたりしたが、実際のところどうなのだろうか・・・。
ロード・オブ・ザ・リング関係の写真や映像を追っかけていた時なんて、イギリス俳優陣のはっちゃけぶりには渡英をためらわす力があったほどなのに。

そう言えば英語クラスの子達でも『イギリス人は冷たい』『イギリスは嫌い』とか言っている子達が少なくない。
が、幸いおいらは一度もそう感じたことはない。
英語に関しては何度も
「第2次世界大戦で日本が勝っていれば・・・」とよからぬことをつぶやいたりすることもあるが・・・
「・・・猫とか犬の言葉は万国共通なのかなぁ・・・だったら・・・いいなぁ・・・犬猫・・・」とか埒もないことを考えたりもするが・・・
「消えたい・・・」と遠い目をすることなどほぼ毎日だが・・・
人間に関しては、ひたすら感謝することの方が多い。
だけど「イギリス人」に対して、国籍に関係なく良い感情を持っていない人が多いことは事実だ。

他の人の意見も聞きたい今日この頃。

チャイニーズ・マーケットで購入した白菜、ミックスベジタブル、じゃがいもスライスに卵を落として、電子レンジでチン♪
ついでに作り置きしていたおにぎりもチン♪
野菜にポン酢をかけて、あれば贅沢品納豆。
スープ代わりにお味噌汁。
油の入る隙間なし！！！！

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なのに、なぜ痩せねぇ！！！！！！！！

増加は止まったものの、痩せない自分の腹に殺意を抱く今日この頃。
・・・きっとまだ雪降ったり暴風雨吹き荒れたりで寒いから、肉襦袢が離せないに違いない・・・。

・・・切実に春を望む！！！！！！！！
肉襦袢脱がせてくれい！！！！！

日本人ハウスメイトのNちゃんは渡英4年目で、今年卒業である。
週末はベーカリーとマクドナルドで労働する勤労学生でもある。
そんな彼女がつい最近まで部屋にこもりっきりでせっせとやっていたもの・・・。
バイトも仮病を使って休むほどに必死にやっていたそれとは！！！

卒論

締め切りが終わって、とにもかくにも提出したわ〜〜〜〜次は卒展よ〜〜〜と少し放心状態の彼女とあったのは、卒論提出締め切りの夜、キッチンで各自食事を作っていた時だった。
「今日は寝不足で疲れているせいか、日本語の舌が回らなくってさ〜〜〜」
ああ、あるよね、それ。寝不足の時とか、精神的に疲れている時ってさ。
「ついついSちゃん（もう一人の日本人ハウスメイト）に『いやぁ、私はグリルじゃないからさぁ』って言っちゃって〜〜〜。ボケ専門のSちゃんから『それはグルメやろ！』って突っ込まれちゃった〜〜〜」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やはりハウスメイト内唯一の突っ込みエキスパートのおいらとしては、こう言うしかなかったと思う。

「回ってへんのは舌とちゃうやろ！！！！！！」（びしぃ！！！）

Nちゃん！！！回ってへんのは頭やで！！！！（どん！！！）

授業でペアを組んで追いかけっこをしていた。
どんな授業やねん！！という突っ込みはさておき、狭い教室で追いかけっこをするわけなので、結構人とぶつかる。
追い詰められて向かい合わせになった時に、いきなり背中から人にぶつかられた。
その拍子に！！！！！！

ごつ！！！！！！

身長差から、ペアを組んでいた子の顔においらの胸元が当たってしまったのだ！！！！
かなり痛そうに顔を抑える彼女に必死に謝るおいら。
その彼女を労わらねばならないとは分かっているか、ついついその彼女に胸元に目がいってしまう・・・。

ものすごい胸なのだ。
クラスで1番のバインバイン♪ボインちゃんなのだ。←死語か？？

とっさに「おいらにもこれぐらいの胸があったら、まだ痛みが少なくて済んだだろう・・・」とか考えてしまって、謝りながらつい・・・自分の胸元を押さえてしまった・・・。
するとその彼女が
「ちょろのすけはボゥニィ（bony）だから仕方ないよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・bony！！！！！！！！！
（『形容詞：1．骨ががっちりした　2．痩せた、骨ばった　3．骨の多い　4．骨格がある　5．骨のような・・・』）
骨々しいですか！！！？？？？おいら！！！？？？？
おいら、8キロ増えたままなんですが！！！
年取るとデコルテには肉が付かないと申しますが！！！まさか！！！！骨と言われるほどとは！！！！！！！

どう返答していいやら全く見当が付かなくなったおいらは、ただ絶句するのであった・・・。

骨・・・骨って・・・。
シチュエーションにはちょっと合っていないような気がするけれど！！！
現実を見なければいけないとは思うのだけれど！！！！
い・・・1番「骨ががっちりした」という意味希望！！！！！

クラスメイトに19歳ぐらいの綺麗な顔をした男の子がいる。
初めて見た時から、綺麗な顔をしているなぁと思っていたのだが、最近色々と関わる事が多くて、ドアップで見てみたら、やはり綺麗な顔だった。
その子から
「君の目いい感じだね♪緑色のアイシャドウ似合っているよ♪」
なんて言われた日には！！！！！！！！ちょっとドッキン！！！きてまうっちゅーーーーねん！！！！←落ち着け
若い可愛い男の子からそんなこと言われるなんて・・・
言われるなんて・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すいません、この5ヶ月間ずっと、この緑のアイシャドウ使っていますが・・・？？？？

気付いていなかったのか？？？？？！！！！！！

さておき

別のクラスに18歳の超美少女がいる。
その超美少女から
「（グリーティングの）キスちょーだい♪」
なんて上目遣いに言われた日には！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
そらもう！！！ズガンと来ますがな、いやホンマにね！！！！！！！！！！！！！←上の場合よりも気合入っとるがな！！！！！！
超美少女に（挨拶の）キスをするおいら！！！！！！！
ちゅーーーーーーーーーーーーー！！！！！！←落ち着け

？？？・・・・・・・・・・・・・・・・どないしたらええんや？？？←やり慣れていないので、とっさにやろうとすると非常に難しい。

ちゅう♪

あ

ちゅうされた。
超美少女から・・・ちゅうされた！！！！！！！！！！！！！！
ちゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪←だから落ち着け

相変わらずのコミュニケーション欠落によるストレスは軽減されないものの、心のオアシスが点在するので、日々潤いをいただいて生きております。

ちゅーか、もう！うはうはでんがな！！！←相手はどう思っているかは別として。

金髪の腋毛は金髪
胸毛も金髪
腹毛も金髪

・・・・・・・・・・・・・当たり前ですが、目の当たりにするとびっくりします。

・・・・・・・・・・・・・なんとなく。

クラスメイトは18歳とか19歳から29歳までと多彩だ。
多彩だが、年少組みさん達は時々「おのれらは小学生か！！！」と突っ込みいれたくなるぐらいにしょ〜もないことをしかけてくる。
その日もズボンのほころびを隠していた黒テープをはがして、人にはっつけあって遊んでいた。（授業は黒ズボンと決まっているのである・・・）
・・・・・・・・・・・小学生か・・・と生暖かく見守っていたおいらに、クラスメイトが一人近づいてきて・・・

ぺたり・・・

ぐわ！！！！てめぇ！はっつけやがったな！！！！！！

はっつけたクラスメイトは嬉しそうに笑っている。
ちくしょう！気の効いた一言すらこんな時に返せないなんて・・・返せないなんて・・・。
なんだよう、こんな黒テープ・・・黒テープ・・・
黒テープ・・・

おいらはその黒テープをそっと鼻の下にはっつけてみた・・・。
ちょうど授業で第三帝国をやっているところである。
そして右手を高々と上げると・・・

バカウケ！！！！！！！！！！！！！！！
よっしゃ！！！！

まて！！！それでいいのか！！！
そこまで身体はっていいのか？？？
そんな疑問が渦巻いたが、チャップリン歩きも披露して、更なる笑いをゲットしたぜ！！！！
いえ〜〜〜い！！！！！！

なぜ、そこまでして笑いを取るのだ？！とやはり大阪から来たハウスメイトに突っ込まれたが・・・。
わかってくれよう！！！！
おいらにもわからんのだよう！！！！

さすがに加藤茶はわかってもらえんだろうと思ったのでやらなかったが、ひっそりと心の中で「ちょっとだけよ〜〜〜ん♪」とつぶやいていたちょろのすけであった。

土曜日、首が痛かった。
どうも筋肉痛のようだった。
・・・首が・・・筋肉痛？？？
なんでや・・・。

！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！（思い当たったらしい）

あれか？！
あれなのか？！！！

実は金曜日に訳あって身長の高いクラスメイト（男性）にグリーティング・キスをするという動作を繰り返す羽目になった。
何回も何回も。
彼が目の前に来たら、彼の肩に手をかけて背伸びをして彼の頬の辺りで「チュ♪」という音をたてるというだけなのだが、これが！！！！！！！！！とんでもなく恥ずかしい！！！
だいたい日本ではお帰りなさい♪のキスなんて新婚ホヤホヤかラブラブカップル以外はしないだろうが！！！
そもそも、そんな連中（失礼）は口にチュウだろうが！！！
ほっぺにチュウなんて！！！！！！！！！！あなた！！！！！！！！！
なんて日本人にはなじみのない行為！！！！！！！！！！！！！！！
ああああああああああああああああああああああああ恥ずかしい〜〜〜〜〜〜！！！
思い出しても恥ずかしい〜〜〜〜〜〜！！！！
思い出・・・
えっと・・・
・・・彼の肩に手をかけて背伸びをして彼の頬の辺りで「チュ♪」
背伸びをした瞬間、おいらの首は・・・伸ばされる・・・。
それもかなり緊張した状態で。
何回も・・・何回も・・・緊張した状態で・・・伸ばされる・・・首・・・。

これか！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

（ちなみに月曜日にクラスメイトに話したら爆笑された。・・・ウケた♪）←嬉しい。←やっぱり身体張ってる・・・。

「大豆クッキーダイエット　9日間で4キロ減。夕食のこれに変えるだけ！結果が出なければ全額返金。満腹感も栄養面もばっちり！！」

国内送料込み6000円いかない・・・。
大豆とおからで、大豆もおからも国内生産物で遺伝子組み換えじゃなくて・・・
ふむふむ・・・説得力がありますなぁ。←大豆とおからの働きは単純な脳みそにも分かりやすい。

あ！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・危なかった・・・。
もうちょっとで申し込みボタンを押すところだった・・・。

まったく、おいらってば♪（てへ）とか思いつつ、自分の目がマジだっただろうと確信できちゃう、のっぴきならない今日この頃・・・。

のっぴきならなくなってきた。
本当にのっぴきならなくなってきた。
もはや死活問題に発展してもおかしくないぐらいに、のっぴきならなくなってきた。

体重のことではない。
体重はレッドゾーンぶっちぎって、目にも留まらぬ早業でメーターぶっちぎった針がぶるぶる震えまくって、ついでに腹の脂肪もぶるぶるだぜ！！！！ってな状態になっているが、死活問題ではない。
逆に冬山で遭難しても、以前よりは生きのびれそうな感じである。
あ、徐々には減っていっているようです。最近ストレス軽くなったからかな？
食欲も自分で恐ろしかった時期を脱したようで、夕食食べなくてもいいか〜とか思える時もあるぐらいになっています。
食べますが。
栄養バランス考えると、朝と昼が余りにもお粗末なので。

さておき

のっぴきならなくなってきた。
なにが？と問われて答えるもおこがましいが！
大阪から来たハウスメイトに言っても同意は得れないが！
（余談だが彼女は転勤家族だったそうなので、生粋の大阪人ではないようである。・・・だからなんだと聞かれても、分かる人だけ分かってくだされ、このシチュエーション）
「笑い」である。
これでいいのだろうか？
このままでいいのだろうかという疑問が、常に頭の中を巡っているのである。
そもそも・・・
イギリスの生活では、笑いが取れないのである！！！！！
ボケも突っ込みもできんのである！！！
それもこれも英語が全くできないせいである。
不思議とどんどん話せなくなってきているような気がする。
日本にいた時には話せた簡単なフレーズすら、分からなくなってきている自分に恐怖を覚えつつ、それよりも笑いの取れない生活に悲しみを感じるようになってきたのである。
そんな余計なことを感じるようになったってことは、ちょっとは生活に慣れたということじゃない？などと名古屋出身のハウスメイトは言うけれど！
大阪人には死活問題なんですぞなもし！！！
で
ちょろのすけは考えた。
しゃべりで笑いの取れない芸人はどうするか・・・。←誰が芸人だ？？



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・最近、身体張って笑い取っている自分がいるような気がするんですけれど！！！！！



いい年ぶっちぎりこいた日本人女性が！！
身体張って！！！
笑い取っているんですけれど！！！！

いいんでしょうか！？
おいらはこれで？？！！！

国際的日本女性の地位下落に、一役買っているような気がしてならない今日この頃である。

はなさん、お気に入り登録ありがとうございます♪こんなアホウの日記ですが、よろしくお付き合いいただければ幸いです。はい。

天照様、お気に入り登録させていただきました♪ず〜〜〜っと前から拝観させていただいていたのですが、お気に入りを辿っていく一連の流れ（参道）ができていたので、ついついお札を納めさせていただくことを失念しておりました。これからもよろしくお願いいたします♪

紗良さんの日記にある脳年齢のテストをしてみた。
http://homepage2.nifty.com/shimicha/brain/brain3.html

「あなたの脳は現在24 歳です。
あなたの脳は全盛期です。
どんな刺激も吸収し、脳の活性化に役立ててしまいます。
今の状態を保ち、さらに刺激を与えてやれば脳の若さを保てるでしょう。
しかし、無理をしすぎると体がついていかず、疲れが貯まって
脳の機能低下をもたらすので注意が必要です。

実際の年齢とは-？歳差があります。
ということは、実際の年齢と比べてあなたの脳は年相応と言えます。
あなたがもし、もっと脳を若くしてやりたいと思うなら、
自分よりも考えの若い人と交わりましょう。
でも、いずれどんな脳も機能が低下しますから、年相応を保つようにしましょう。

あなたの脳機能が停止するまでの年数： 38 年です。」

正直脳年齢はめちゃくちゃ若かったので、ちょびっと嬉しかったのだけれど、問題はそこではなかった。
そこではないところに気がついてしまった！！！！

脳機能停止まで38年？？？？？？？
紗良さん51年ぐらいあるって書いてあったのに？？？
しかも地球滅亡まであと○日みたいな書き方！！！
えええええええええええええ？？？
個人差があるっちゅーても、ちょっと悲しくないか？？？

・・・かなりやばい。
かなりやばいので、本気でいろんなことが走馬灯のように頭の中を巡る今日この頃。
もはや「かなりやばい」の域から「危険だろうが！！！」ってな域に入ろうとしている。
だもんで、ダイエットのCMを見ながらホストマザーと「やらんといかんですねぇ」と言っていたら、ホストファーザーがこう言った。
「なにを言っているんだ！ちょろのすけはする必要ないだろう？君のボディラインはパーフェクトだ！！ダイエットなんかしちゃいかん！！」

4ヶ月で8キロぐらいは太ったと思うんですけれど・・・。（涙）
腹の肉がしゃれにならないんですけれど・・・。（号泣）
ダイエットしないと服が入らなくなってしまいます・・・。

そうか・・・

頭からバリバリ喰おうと企んでいたのは、ホストマザーではなくて、あなたの方でしたか・・・。

皆様明けましておめでとうございます。
新年元旦の正月はキッチンの片隅でコーンフレークを一人で食べていたちょろのすけです。
今年も1年、気張って更新していきたいと思いますので、全然更新していなくても、l気張ってはいると思いますので、よろしくお付き合いくださいませ。

さておき
新年である。
新しい年である。
新しい年になったら、新しいカレンダーが必要になるものである。
イギリスでは当たり前だが、保険の外交員がカレンダー持ってきてくれたりはしない。
化粧品買ったらおまけに卓上カレンダーをくれたりもしない。
皆買うのだ。
なので大量のバラエティに富んだカレンダーがクリスマス商戦から目白押しで店頭に並ぶ。
並ぶのはいいのだけれど、動物ものと並んで、妙に目に付くのが

すっぽんぽん

普通のおっちゃんおばちゃんのすっぽんぽんから、グットルッキングな兄ちゃん姉ちゃんまで、多種多様な・・・すっぽんぽん。
「FIRE FIGHTER」と書かれたすっぽんぽん。
「GOLF MEN」と書かれたすっぽんぽん。
魚釣っていたり、ガーデンパーティをやっていたり、図書館だったり、部屋の中だったり・・・
でも
全部
すっぽんぽん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・イギリスってよくわかんない・・・。

ちょろのすけにとって初めてのイギリスのクリスマス。
飾り付けのフィーバーぶりもなかなか激しいのだが、クリスマスを言い訳にホリデー中は食べて飲んでするらしい。
そして年が明けてから急にダイエットする人が増えるそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・ふ〜〜〜〜ん。
でもさ、それってパーティやったりするからでしょう？？？
うっかりおいらは気楽に考えてしまっていた。
まさか、クリスマスホリデー中の日常がその状態だとは思わなかったのだ。
大量のお菓子類！！！チョコレート！クッキー！キャンディ！ポテトスナック！ポテトチップ！大き目のダンボールに一箱分！！！
大量のターキー・ハムステーキ・ミートスタッフ！！！！
4日後でも大量に残っているこの事実！！！←一つの冷蔵庫では入りきらなかったので、他の冷蔵庫にも分割。
大量のジュース！！！ワイン！！！ビール！！！その他洋酒！！！！
飲んで飲んで1日中酔うがいい！！と言わんばかりである！！！
サーモン半身×2！！！！！でかいぞ全く！！！←さすがに1つは冷凍庫に入れたが・・・。
籠一杯多様なチーズが×2！！！！ブルーチーズなんてどうやって消費するんだよう！！（泣）←しかも全部消費期限が1月5日！！！！
そしてケーキ！！！ケーキ用の大量のクリーム！！！ホイップドクリーム！！ブランデークリーム！フレッシュクリーム！！
籠から溢れんばかりの果物！！！！！！
これでもか！これでもか！これでもか！！！！と言わんばかりのラインナップ！！！

そしてホストマザーは軽くおいらたちにこう言った。
「好きなだけ食べなさい。好きなだけ飲みなさい。」（にっこり）
セルフケータリングを選択しているので、食費は本来おいらたちの自己負担なのだが、ここは気前がよくてどんどん食料を分けてくれる。
だもんで、クリスマス前から食糧を買わないようにというお達しが出ていたので、おいらたちも一応従って買わないでいたのだが・・・。

お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。
買うだけ買って、開けるだけ開けて、消費のこと考えていませんね、あなた。
大量に残ったこの食料を「食べろ」で済ませるのはどうかと思われますが・・・。
正月帰省で5人中2人が帰ったものの、まだ残っている3人の学生たちは考えた。
この大量の食料を無駄にしてはいけない。
「どうやったらターキーを消費できるか」
案：サンドイッチにして朝食に食べる。そのままクランベリーソースをかけて、野菜と一緒に昼食に食べる。カレーやシチューに入れて晩御飯にいただく。
「どうやったらチーズを消費できるか」
案：パスタソースとして活用する。ターキー・サンドイッチに一緒にはさむ。サラダにまぜる。そのまま食べる。
「どうやったらクリームを消費できるか」
案：果物と混ぜて食べる。コーンフレークやアイスクリームをつかってパフェを作る。ケーキにつけて食べる。フルーツ・サンドイッチを作る。
・・・・・・・・・・・・・・案は出たものの、全部を実行する間に腐ってしまうような気がする・・・。
だが、やっていかねば、このままでは食べ物が腐ってしまう！！！！
頑張れ！おいらたちの胃袋！！！！
おいらたちはそれぞれ手を変え品を変え、とにかく消費街道まっしぐらに頑張って食べていた。
買い物に出かけた日も、出先でどれだけお腹が減ろうとも家に帰って消費に勤めた。
ランニングやエクササイズも頑張ってやって、消費に勤めた。

そんなある日
外出から帰ってくると、ホストマザーがこう言った。

「冷蔵庫にチキンがあるわよ。ターキー飽きちゃったから買いに行っちゃった♪」

・・・・・・・・・・・・・・ホストマザーは絶対おいらたちを太らせて喰う気だ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・頭からバリバリ喰う気だ・・・。
そんなことをつぶやきながら、スキニーな香港と日本から来た学生たちは今日も頑張って終わりなき消費に勤めるのであった。

・・・・・・・・・・・・年明けても消費に従事しているような気がするのは、おいらだけか？？？？

ハウスメイトのNちゃんのクリスマスショッピングに付き合って、ブライトンまで出かけたおいらたち。
帰りにパブ飯喰って帰るべ、と、5年前よく行っていたパブに行ってみると大混雑。
運良く開いているテーブルを見つけて座って気ぃよく飲んでいると、ちらちらちらちらこっちみている兄ちゃんたちとやたらと目が合う。
なんだかな〜と思っていたら、案の定、話しかけてきた。
アホウな日本人語学学校生徒でも思われたのだろうかとか、ちょびっと思ったがまぁいいか、と話していると20分ぐらい話していて・・・いきなり・・・
「でさ、年いくつ？」
・・・・・・・・・・・・やはりそうきたか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・品定めときましたか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちゅーか
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あからさまに君より上です、と心の中でつぶやきつつ・・・
「当ててみな」
すると1人が
「18歳！だよね！！！！うんって言って！！」
・・・・・・むく・・・・むくむく・・・・・・むくむくむくむく・・・・・・・・・・・・・
もう1人は日本にワールドカップ観にいってたんだ、とか言っていただけあって
「日本人は若く見えるんだ！もっと上だって！！ええっと27歳！！」
・・・むく・・・・むくむくむく・・・（自信がわいてくる音）

最年若更新！！！5年前で19歳だったこのおいら！！
この度18歳をマークしました！！！！
ありがとう！ありがとう！！！！皆！！！←誰？

実年齢を教えたら、そらもう驚かれましたとも！！！
「君たち・・・なんて言ったらいいんだろう『ファンタスティック』だよ！！！」
『ファンタスティック』ですか・・・。←どう訳していいやら・・・
そして実年齢がばれたところで、ささっと一言「ほじゃ、帰るわ」
「ええ！！！待ってよ、今ビールおごるからさ！！ね！今おごろうと思っていたところだからさ、それ飲んでからでも！！！」
「ここから少し離れているところに住んでいるから、そろそろ帰らなきゃ。」
「えええ？僕たちを置いて帰っちゃうんだね。」
「ごめん！帰る」
それ以上、しつこく引き止められずに帰してくれたのは、きっと実年齢が分かったせいだろうとハウスメイトと話しながら帰途についたのであった。

実年齢がムシ除けになる日が来るとは、幼いあの日には思いもよらなかった話である・・・。（遠い目）

タウンセンターを歩いていたら、日本人だか中国人だか韓国人だか台湾人だかわからないけれど、とにかく東洋人の男の子が、いきなり
「Hello！Baby！！」
と言ってきた。
・・・おいらの後ろに誰か居るのか？と思って返事もせずに後ろを見て、もう一度前を向くと、さらにもう一度・・・
「You！Baby!!」
とスマイルかまして言ってきた。

そして

そのまま行ってしまった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あんた、誰？？？？？

次の日もタウンセンターまで行こうと、えっちらおっちら自転車こいでいたら、対向車がパッシングしてきたうえにクラクションを鳴らしてきた。
はい？おいら交通安全心がけて走っていますけれど？と思いながら対向車の運転手と目を合わせると、リッチな目をした兄ちゃんがバチコン！！とウィンクした後手を振っていってしまった。
後ろを振り向いても誰も居ない・・・。
やはり、おいらですか？？？

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰？？？？？？？？？

謎だらけの刺激的な毎日だなぁ、ホントにもう！！！！
ちゅーか、もしかしておいらの記憶力が悪すぎるのかぁ？？？？

クリスマスである。
クリスマスがやってくるのである。
来やがるのである。

家によってはライトアップデコレーションなんかしちゃうぐらい浮かれまくりである。
我がホームスティ先もライトアップデコレーションしまくっちゃっていて、それはもう！ッて感じである。
近所でも有名なライトアップぶりである。
ホストマザーによると昨年は日本円になおして約40万近くトータルで遣ったらしい。
今年はさすがに約20万ほどで抑えているらしい。
それでいいのか？それで本当にいいのか？ってな気分であるが、当人がいいなら、おいらに異論はない。
しかし、ホストファーザーに「She is a mad」と言われたことを気にしたのか、ある夜いきなり「ご近所ライトアップ訪問をしに行こう！」と言い出した。
車に乗ってご近所をぐるぐる回って、ライトアップしている家があったら近くによって見るという簡易ツアーである。

1時間後・・・

「どうだった？すごいでしょう？豪華でしょう？ねぇ、これでもまだ私はMADかしら？？」
「・・・・・そうでもないような気がしてきた・・・」
同乗していたハウスメイトの香港ガールがつぶやいた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っていうか、何でもかんでも飾ればいいってもんでもないだろうと思うのだが

最終的には・・・

笑いを堪えるのに必死だったよ！！おいらは！！！！！

家の前にトナカイの実物大ぬいぐるみを飾ったり、櫓組んで歌って踊るサンタ人形飾ったりして、センスのかけらもないデコレーション！！！
これでもか！！これでもか！！！となんでもいいから飾り付けるその気合！！！！

香港の女と大阪の女を同時に呆れ返らせる熱狂ぶり！！！
ヨーロッパのクリスマスにロマンチック幻想を抱いている方は、クリスマスの時期のヨーロッパにはお越しにならない方が良いかと思われます。

あるいは、都市部のみにお越しになるように・・・。
(都市部はプロが飾り付けるわけだから、センスが良いので綺麗です、はい。)

どこが日記だったのかイマイチ分かりませんでしたが、とりあえず観てきました。
一番笑ったシーンがハウスメイトのNちゃんと同じところだったのですが、帰り道二人して「あのシーンは日本語訳としてはどうなるんだろうねぇ。」としみじみいらん心配をしてしまいました。
ま、戸田のなっちゃんが何とかするでしょう、その辺は！！！
何とでもするでしょう！！！その辺は！！！
ねぇ？！（「ブリジット・ジョーンズ」って戸田なっちだったか？？）←しらねぇ。

＞お気に入り登録してくださっている方へ。ありがとうございます。最近全然気にしていなかったので、増えて減ってまた増えて（また減って？）しているようですが、頑張って更新していこうと思いますので、よろしくお付き合いくださいませ。

田舎町ではトラベラーズチェックは何の意味も持たない・・・。

使える所が・・・全くない・・・。

銀行行って手数料かけて現金化するのもなぁ・・・（悔）

高村さんから激励の日記をいただいて喜んでいる渡英2ヶ月ちょっとの今日この頃。
高村さんもお元気そうで何よりです。
阪神大震災での淡路島の被害を減少させたのは、男の甲斐性だったのかと大和魂を垣間見た思いで、ちょっと目頭を熱くしておりました。
ちゅーか、淡路島・・・から連想して「温泉行きて〜〜〜！」と心の叫びを飲み込んでいた事実は、もう一度ここで飲み込んでおこうと思います。
Yちゃんは日本で恙無く過ごしているのでしょうか？
Yちゃん、なんか変わったことでもあった？←ここで聞くなよ。

そろそろ渡英2ヶ月以上過ぎて、ちょっとは落ち着いたか？という感じですが、ロンドンから南へ電車で1時間半のド田舎で生活していても色々と刺激的な発見があったりします。
海辺の町なので、テレビの天気予報に「強風」なんて表示がしょっちゅう出たりして、さらにそれに雨が重なったりしたら「すわ！台風上陸か？」って思うぐらいに刺激的だったりします。
きしむ傘の下で、ずぶぬれになりながら「ふざけるな・・・」と低くつぶやいたりして、なんて刺激的！！

随分前のことですが、おいらのコースでは授業内で人の身体を支えたり支えてもらったりなんて普通にあったりするのですが、はじめてクラスメイトの身体を後ろから手でつかんで支えるということをした時のこと。
こっちでは老いも若きもしっかり太っているので、クラスメイトも半分ぐらいが日本基準で十分太い。
で、その太い身体をつかんだ時においらはその発見に衝撃を受けた。

か・・・固い・・・

そうである。
固いのである。
なにが固いって、太っている箇所が固いのである。
つまりプニョン♪と太っているのではなく、むちっ！！っと身が詰まっているのである。
脂肪というよりは、肉が詰まっているという感じなのである。
お・・・女の子の体が・・・プニョン♪としていない・・・。

がががが〜〜〜〜〜〜〜〜ん！！！！！

そうだったのか！これだったのか！！！強風と最高気温が10度いくかいかないかの今日この頃でも、へそ出したり、腰出したり、タンクトップ着ていたりする「ふざけるな」ファッションの人たちの秘密はこれだったのか！！！
びっちり実の詰まった肉襦袢！！！！
これがあるから、彼らは寒さに強いんだ！！！
衝撃の発見であった。

ちなみに渡英2ヶ月過ぎた現在、3キロ太ってきてしまったちょろのすけの腹の肉は・・・びっちり実が詰まった状態である・・・。
そうか・・・最近寒さに強くなったなぁと思ったのは、体が慣れたからではなく、自前の肉襦袢装備ができたからだったんだ・・・。
衝撃すぎる発見であった・・・。

ダイエット・・・そろそろ本気で考えないとな・・・。（マジで体重いです）