でーさんの日記が消えた。

だが、おいらも大人になった。
前回とおなじ轍を踏まないように、おいらはしばらく様子を見るようにした。

………………はたして
もういいだろうか?


で…でーさ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!
日記が消えています〜〜〜〜!
どぼちて?どぼちて?どぼちて消えているの〜〜〜〜????
ペルー旅日記はどうなったの〜〜〜〜〜???
ちょろのすけが鼻水垂らして寝ているという苦悩の日記に、高村さんが一言返してくれた。

「寝る前に長時間用の鼻炎薬飲んでもダメなんですか?」

………………………全く気がつきませんでした。

鼻のあるあたりにタオルを敷くことには気が回っても、薬を飲むという発想には至らなかった。

久々に賢者の一言を目のあたりにしたちょろのすけであった。
おいらは時々自分の人生を考え直す。
おいらの人生、本当にこんなんでいいのだろうかと、しみじみ考えてしまうのである。
どちらかというと考えるというよりは、これはイケていないだろうと感じているだけで、何にも考えちゃいないのだが、なんとなく人生考え直したほうがええんとちゃうんやろうか…そんな気分になるのである。

花粉症の夜。
横を向いて寝ていると、下になっている方の鼻から鼻水が垂れていく。
鼻が詰まって呼吸もできないくせに、なぜか鼻水が垂れていく。
謎である。
しかし、謎めいてもいられない。
睡眠時間は非常に貴重だ!
鼻が垂れるなら手段は二つ!
詰めるか!受けるか!
そうしておいらは、鼻の部分の枕の上にミニタオルをそっと敷く。
枕カバーに涎染みならぬ鼻水染みをつけるのは勘弁願いたい・・・。

あ〜〜〜〜

おいら、いい年こいて鼻水垂らしながら寝とるんや・・・。
おいらの人生、こんなんでええんやろうか・・・。

人生を考え直す瞬間だ。


さて、立ち回りにはマット運動がある。
ちょろのすけも若いもんに混じって開脚後転や倒立前転なんかやってみている。
だもんで筋肉痛や青タンに事欠くことはないほどである。
仕事に向かう駅の階段。
ヒールの高さも容赦なく、膝も伸びない苦痛に満ちた筋肉痛をかみ締めつつもヨタヨタ歩いている。

あ〜〜〜〜〜

おいら、この年とこの格好で、なんで駅の階段ガニガニあるかにゃならんねや?
おいらの人生、ホンマにこれでええんかいな・・・。

人生を考え直す瞬間だ。


柱の角で小指を打ったりしても、うっかり人生考え直してしまう今日この頃。
飲みすぎた夜と次の日の朝は特にディープに人生考え直してしまうものである。

あ、後、財布の残金が100円ない時も!!!!
重力って不思議である。
寝るときに横を向いて寝ていると、下の方の鼻が詰まって上の方は通ってくる。
最初から右を向いて寝ている場合、右の鼻が詰まっていくのは非常に分かりやすいのだが、その後左を向いた時、左の鼻が詰まっていくことよりも、右の鼻が通っていくのが不思議でたまらない。
だって。
そこ、詰まってたはずなんだもん。
新たに生まれた鼻詰め小人さんたちが左に行くのは理解できるが、右鼻の出口付近にまで影響を与えていた小人さんたちが、いったいどういう道のりを経て左の鼻へ移動するのか。
だって、重力は左側にかかっているから、右鼻の中で左に寄るだけじゃないのか?
違うのか?
重力は鼻の中でカーブしまくっているのか?
…移動していないのか?
消滅していくのか?
上を向いているのなら、なんとなくわかるのだけれど、横を向きながら寝ていると、妙に釈然としない今日この頃。

こんなことを寝ながら考えているとは、鼻詰まって寝れてない証拠でもあるのかもしれない・・・。
太った。
2.5キロも太った。

で、いい感じの体重だった時に、もうちょっと痩せたらばっちり似合うと思って買ったストレッチジーンズがある。
当たり前だが、太くなったのではけない事はないが、以前よりいっそうきつく厳しい状況になってしまっている。
試練である。
おいらは頑張った!
おいらは負けなかった!
2〜3回跳ねてようやくはけたそのジーンズ。
ちょっと嬉しくなって姉に言った。
「これってさ、ストレッチだから最初のうちはきついんだよね〜♪でもま、頑張ってはいていたら、そのうちのびて丁度いい感じになってくるさ♪頑張ってはこうっと♪」

「のばすな!痩せろ!そのためのジーンズだ!」

・・・ごもっとも。

ほんでもさ、ふとってよかったこと、ひとつだけあったんだよ?
ほんとうだよ?

ちちがさ、1せんち、せいちょうしていたんだよ。

ま、もうすぐまたしぼむけどね。
けっ!

あ〜〜〜〜〜〜ふとももしぼまねぇかなぁ・・・。
本日、下着用の洗剤(主に胸部下着)の購入しに行ったら胸部下着用の洗濯ネットがあったので、購入した。
レジに持っていった販売員がなかなか戻ってこないので、堂々とパッケージに大きな下着を示唆する用語が踊っている商品に、紙でも巻いて袋に入れているのだろうと思っていた。
ら。
「おまたせしました〜♪」
と、弾むような声で戻ってきた販売員の手にはビニール袋。
しかも中身が見える。
表も裏も胸部下着の文字が踊り狂っているそれを、おいらは駅の構内を通って家路につかねばならないのか?

一瞬止まってしまった。

これって、ある意味、生理用品を購入したら、そのままビニール袋に入れられたようなもんじゃないのか?
なんちゅー無神経さだ?!
同じ女の所業とは思えんぞ!!

「……………紙袋とかないんですか?」
低い声できくおいらに販売員は不安そうに答えた。

「大きい物しかないんですけど、それでもいいんですかぁ?」

商品スケスケの方が問題あるやろうが!!!!(だんだんだん!!!!!)

選挙啓蟄

2003年3月11日
暖かくなると、虫が出始める。
だいたいこの辺から出始めるよな〜って日が『啓蟄』って日である。
今まで見当たらなかった虫が、チラホラ目に入るようになると、ああ春が近いんだなぁと思うものである。

最近ちらほらと、全く音信不通でこっちが葉書を書いても連絡のなかった人や、その程度の交流もない人から、突然電話がかかってきたり、家を訪ねてこられたりする。
たいして仲良くないのに「私はちょろのすけさんのこと、よくわかってるんだから。ちょろのすけさんは賢いから物事の道理がよくわかる人なんだから」などと言ってきたりする。

こういうことがあると

ああ、選挙が近いんだなぁとしみじみ感じるのである。

これを『選挙啓蟄』という。
美容液がなくなったので、ちょろのすけは化粧品店に足を運んだ。
丁度新製品が出ていたこともあって、その詳細もついでに教えてもらおうと思っていたのだ。
だが、説明を聞いているうちに日常使っている美容液が朝と夜に使用するものだと発覚してしまった。
「あ、おいら、この美容液、夜にしか使っていませんよ。だって朝は張りを取り戻す効果より乾燥を防ぐ効果の方がありがたいので、そっちの基礎化粧品をメインに使っているんですよ。」
「え!駄目ですよ!これは朝と夜と使うものです!もし、夜だけ使って朝は使わないなんてことをしたら…!!!」
「そんなことをしたら?!」

「………………………効果が半減します。」

そりゃそうだろう。
花粉症もそうだけど


先行レイトショーで観に行ってしまった『指輪物語:二つの塔』

もう、どうにも止まらない季節がきちまったようだ・・・。

また去年のように夏まで走るのかなぁ、おいらたち。(遠い目)

今年は大人になって二桁観に行かない!と宣言し、前売り2枚しか買わなかったYちゃん。
昨日の先行観に行った折に4枚買い足していたよね。
わかる!分かるよその気持ち!
おいらも手持ちの5枚では、ちょっと心許ないかな〜とか思い出してるもん!!

だって、昨日観たばっかりなのに!
観たばっかりなのに!
もう禁断症状が!!!

うが〜〜〜〜!さっさともう一度観せやがれ〜〜〜!!!

そんなこんなで日記の更新が長期間行われなかった場合、「ああ今日もちょろのすけは映画に行っているのだなぁ」と虚ろに思っていただければ80パーセントの確率でその通りです!!(びしぃ!)
前に温泉宿に泊まった。
一応ホテルなのだが、お風呂場が少々お粗末であった。
部屋や外壁も結構年数経ってるっぽかったのだが、一生懸命塗り直したり内装し直したり頑張っている跡が見えて、綺麗だった。

さておき、ちょろのすけは夜の10時頃、一人でお風呂に入りにいった。
チェックインした時に仲居さんから「上のお風呂は混みますから、食事前に入っておかれた方がいいですよ」とさんざん言われていたのだが、寝る前に体も髪も洗いたいおいらとしては、夕方の4〜6時に風呂で体を洗うことには抵抗があったのだ。

で、食事も終って、それなりにお腹がこなれた(というかアルコールがそれなりに抜けた)時間にお風呂に入りに行ったのだ。
大層混んでいるだろうと思い、がらりと戸を開けると……………

誰もいなかった。

夕方とはうって変わって照明の薄明かりがとっても無気味な脱衣所。
天気も豹変し風と雨とが容赦なく脱衣所と風呂場の窓を揺るがしていた。
ガタガタガタ…………
ビョォォォォォォォ………
キィキィキィ………(なにかが揺れている音)

…………………………………………………恐い

ちょっと気味が悪いなぁとは思いつつ、なんらそれ系の気配ないので、とっとと体洗って髪洗って温まるベ〜〜〜と風呂場に行くと………

さらに薄暗い

所によっては無気味なぐらいに薄暗い………

…………………………………………………すっげぇ恐い

と………とっとと済まそう…

ちょろのすけはそう思い、奥のカランに陣取った。
竹炭石鹸・竹炭シャンプー・竹炭洗顔石鹸・竹炭コンディショナーと充実のラインナップを片っ端から試していきたいという衝動は、不気味に静まり返った風呂場でも全然萎えなかった。
よっしゃ!顔洗うぞなもし!

ごっしごっしごっし……………

洗いながらふと思った。
これで顔を上げたその時に、だ……誰かが後ろにいたらどうしよう……。
鏡に人がうつっていたらどうしよう…
おいらの顔を覗き込んでいたらどうしよう……
ど…ど…ど…どうしよう………

しかし、顔を洗いながさにゃならんので、当然顔を上げてお湯を出した。
ついでに鏡も見てみたりなんかした。
当たり前だが誰もいない。
ちょっとビクビクしている自分が愛らしくも、だんだんバカバカしくなってきた。
リラックスしに風呂に入りにきて、なんでこんなに緊張せねばならんのだ?
本末転倒もいいところではないか!
貸しきりなんだぞ!
幽霊かおばけかなんかその類いが出るかも知れないとビクビクしていてもしかたない!

それは出た時考えよう!!!

人間、恐いもある程度の時間が経つとなれるもんである。
あっさり開き直ったちょろのすけであった。

しかし
と、ちょろのすけは思った。
幽霊って考えると、すぐにイメージで出てくるのは髪の毛の長い女の幽霊である。
もんのすんごい形相で、髪の毛を振乱して立っているのが定番である。
でもさ、頭部(顔を含む)のイメージってすぐわくけど、全身はどうなんだろう?
お風呂場だからさ、やっぱり裸なんだろうか?
臓物とかその他諸々ぶら下げて立っていられると、それはそれで恐いよなぁ。
人体の不思議展専属版。
嫌だなぁ。
人体の不思議展自体見に行こうとも思わなかったのに強制的に見せられるのか…。
かといって、服を着ていたら、やっぱり白い着物なのかなぁ?
お客様、風呂場に着衣のままお入りにならないで下さい!って感じだよなぁ。
ってか、この風呂に地縛ってる幽霊って、もしかしてこの風呂でスッコロンで死んじゃったとかそういう人なのか?
だったらやっぱり裸だよなぁ。
しかも臓物系なし。
お尻に青タンあり。
…………………………………………結構裏が見えるとマヌケだぞ?

しかもこういう時に考える幽霊って、絶対女だよなぁ。
男じゃダメなのか?
ああ、女湯だもんな。
ちゅーか、その際、その男の幽霊さんの着衣はどうなっているのだ?
風呂場に甲冑武者の幽霊が出たら、それはそれで滑稽だろう…。
かといって、背広着ていても嫌だなぁ。
………………………………裸はもっと嫌だけど。
いやぁ、どうも風呂場の幽霊として男は向いていないのかも知れないなぁ。
ほんじゃあ、風呂場で男の幽霊っちゅーたら、中じゃなくて外からのアクセスの方がいいのだろうか?
血みどろの手と顔で窓がラスの向こうからこっちを見ているとか?

………………………………………それじゃ覗きの痴漢じゃん。

やはり男の幽霊は男湯に出てもらわんと単なる痴漢で終ってしまうぞなもし?
男湯に女の幽霊が出た場合、殿方はどう考えるのだろうか?
やはり「いや〜〜ん、痴女〜〜〜!!」なんだろうか……。
その際、女の幽霊が脱衣していたら、反応は変わるのだろうか?!
恐くて湯舟から出てくれなくなるのか、それとも他の理由で出られなくなるのか!!!
危うし!男湯入湯客!!!

そんなことを真剣に延々考えていたら、体も髪も洗い終って、温まってドライヤーで髪まで乾かし終っていた。

結論:風呂場に幽霊はあまり似合わないようだ
シkシマパンのおきがるふれんずのつれてってトートのCM。
かわいい顔したウサギとクマ(だったか?)が二匹そろってパンを食しているCMである。
一見ほほえましい光景に見せかけているが、だまされてはいけない!
やつらは獣を越えたいやらしさ満載なのである。
なにしろ連中は、最後に残った一つのパンを「まぁまぁ」「いやいや」などと言いつつ、相手に譲ろうとしているように一見見える行動をとってはいるが、結果的にパンはまっぷたつに割れてしまうのだ。
これが意味していることは何か!!!!
すなわち!
奴らは一見相手に渡そうとパンを相手方に押しやっているかのように見えるが!
その実は!
自分の方にひっぱっているのである!!!
でなければ、あんなふうに真ん中から真っ二つに割れるはずがないのである!!!
相手のほうに押して押して押しやられたパンは、本来中心に向かって押しつぶされていくであろう!
それが!
それが、真ん中から千切れるということは、これは引っ張り合っているということであろう!!!

獣の分際で、本能を表向き隠しつつ巧妙にお互いが実は自分の方に残りのパンがくる様に引っ張っていたとは・・・いやらしい!!!!
なんていやらしい獣たちなんだ!!

ちょろのすけは、思った。
いっそミスターDナッツのペンギン兄弟のように、残った一つを取り合うぐらいの獣らしさを見せて欲しかったと。
微笑みあい、お互いを思いあっている振りをしながら、実は貪欲に残り一つのパンを奪い合っている様を見せられるよりは、獣は獣らしく振舞って欲しいと真剣に思った。

そんな根性いやらしい獣の描かれているトートバッグ。
根性いやらしく貪欲にならなければ、この不況下生きてはいけないのだと、ある意味訴えているのかもしれない。

早期景気回復を実現せねば!!!!!


ところで、このタイトルでおいらの日記を見に来た人っているのだろうか。
なにかしら期待してきた人、ごめんなさいっす。
おいらの日記はこんなんばっかしっす。
て〜へへのへ〜〜〜〜〜♪

良く考えたら……

2003年2月6日
用を足している横で、本読まれたうえに微笑みかけられて
「本当のお水は最後にとっておいてね、お・ね・が・い」
なんて言われるシチュエーションは、ごっついっすよね!

ごっついって!

まじで!

目が合った日ときたら!!!

音姫!!!!!

気になるあの人

2003年2月5日
ちょろのすけは、いつも気になる人がいる。
トイレに行くたび気になる人がいる。
それは

音姫

よく見かける音姫さんは、なぜか
「本当のお水は最後までとっておいてね、音姫からのお願い♪」
などとほざいている。
なぜ君にお願いされなならんのだ?と思いながら、よくよく彼女を見ていると、なんと彼女はトイレの便座に腰を下ろして本など読んでいるではないか!!!

何しとんねん君。

君はトイレに本を読みにきとんか?

他の場所で彼女を見かけたとき、彼女の下半身は紙の外に出てしまっていて、見えなかったが、手にはやはり本を持っていた。

・・・トイレで本を読んでいるらしい・・・。

・・・仕事しろ、音姫。

あるいは、トイレにこもって本を読みつつ、入ってきた人に「本当の水は流す時だけに使ってね♪」とお願いすることが彼女の仕事なのだろうか。
あのメッセージシートを考えた人は、一体どういう意図で彼女にこの仕事を任せたのだろうか。

っか!!!!

トイレのことは烏枢沙摩明王に任せておけ!!(どがん!)
また風邪を引いた。
ちょろのすけの場合、あまり頭が賢くないので「あり?調子悪い?」と思っているうちに、ある日突然こじらせてしまうのである。
ある日突然なのか、自覚がないまま徐々にこじらせてしまっているのかは、わからないが、自覚するのが突然なので、毎度どうしてこうなってしまったのか驚いてしまう。

さて、今回の風邪は胃腸系だ。
前回は上だったが今度は下である。
上も問答無用だったが、下もかなり問答無用である。
ただ、幸いなことに、波のように痛みさえ我慢すれば、なんとかその場に止まることができる。
上の時は、本当に問答無用だったので、我慢のしようがなかったが。

という訳で、相変わらず仕事には行っている。
熱で朦朧としながらも講習をするのだ。
講習している間は、精神力チャージが行われるのか結構元気に話ができる。
もしこれが上から風邪だったらえらいことだ。
「さて、ここで〜〜」と言った次の瞬間に大惨事が起るかも知れないからだ。
恐ろしい………
想像するだに恐ろしい……
下でよかった…しみじみそう思うおいらであった。

ところが今回、胃腸系風邪にオプションがついてきた。
ついてこなくていいのについてきた。
喉である。
喉が炎症起こし始めやがったである。
2時間講習を行うにあたって、だいたい1時間に10分程休憩を取る。
下からの衝動は1時間踏ん張れば、なんとかクリアできるのだが、喉が痛いと声がうまく出ずに声を出すために余分な体力を要してしまう。
困る。
これは困る。

だもんで、市販の薬を買いに行った際
「胃腸系に効くお薬と、喉に効くお薬、どちらにしますか?」
と聞かれ
「喉!」
と無条件に答えたおいら。
喉は飯の種である。
しかし、そもそも1時間踏ん張れなくなったら、その時点でいくら声が出ていてもアウトであろう。
いや、しかし去年の春のように声が出なくなったら、それはそれで困るし…。
いやいや、講習中に急に内股になってしまうと、これは今の職場を失うということに繋がらないか?声が出なくなっただけでは、今の職場は失わずにすむだろう。
つか、話せないインストラクターに何の意味があるよ!

声が先か
下が先か

悩みながらも本日の仕事を終え帰宅したおいら。
おいらの出した本日の結論は
「とりあえず寝よう」
だった。

病院行きたいんだけれど、明日中に友人の結婚式の席次表を作成して印刷しないとな……。(遠い目)
本日、郵便局へ向かっていたら献血車があり、広報担当のおっちゃんが「真剣マジで血が足らんねんぞなもし!」と拡声器使って訴えていたので、献血した。
ちょろのすけは注射は嫌いだが献血は嫌いではない。
針が刺さるのは嫌だが、得体の知れない説明聞いてもわからない物体が体の中に入ってくるよりは、自家生産した自信のある生産物(血)を出荷する方が足りない脳みそにはダイレクトに理解できる事柄だからである。
が、先日献血したばかりである。
でも、ま、アカンかったら止められるだろうと思い用紙に記入。
チェックしてもらった後に、血圧計測の所へ行くと、座っていたじいちゃんにいきなり詰問された。
「イギリスにいっとったって、どれぐらいいっとったね!」
「1ヶ月半っす」
「………そうか、それならいい。それ以外にどっこもいっとらんね!」
「………大昔にドイツに1年。まだ東西ドイツの頃でござんす。」
「昭和で言ったら何年だ!!」
「昭和55年に帰ってきました!っか!なんなんですか?!」
狂牛病の影響があるかもしれんそうだ。
ほほう…。
…………………………………………おいら献血キャリア長いんだけれど………いままでそんなこと聞かれたことなかったや………。
最近なのか?
というか、いいのか?

血の比重が軽いやら、ヘモグロビン量を計るやら、今回の献血車への道はいつもより遠かったが、なんとか献血させてもらえることとなった。

そして献血中。
「あら!ちょろのすけさん!あなた先月も献血してくれているのね!献血できる日数よりも2日足りないわよ!」
え?
ほしたらどうなるんですか?おいらのこの血は!
「ま、2日ぐらいだったら、体への負担もたいしたことないでしょう…でも…あら…2日ねぇ………」
つかえへんのですか?おいらの血は?
「大丈夫なんだけれどね、色々決まりごとがあってね」
だから!
使えるのか使えへんのか!
おいらの血はよう!

「ま、せっかくだからきっちりもらっておくわね、血」

取るんかい!!!!!!

で、使えるんかなぁ、おいらの血。
おいらは元気なんですが。
でっかい歯磨き粉もらえて嬉しかったんですが。
使ってもらえるんですかねぇ。
ふと思い出したことがある。
その昔、イギリスにちょいとホームスティしていた時の事だ。
といっても、ほん3年前のことである。

ホストマザーはおいらより老けて見える5才年下のロンドン訛りのキツイ人だった。
ホストファーザーは駄洒落好きのおいらより4才年上のバリバリRPの聞きやすい英語を話す人だった。
と言う訳で、必然的においらとホストファーザーはポツポツ話をするようになった。
ポイントはわかる英語かというよりは、バカ話が通じるという点であった。
SF大好きなホストファーザーとはしょっちゅうテレビを一緒に見ていた。
特にスタートレック。
「ちょろのすけ、あの人たちは宇宙人なんだよ、ほら、肌の色が緑色だろう?」
肌の色が緑色の生命体を見て地球人類と思うような子供ではない。
フィクションだって理解しているさ!
「あの人たちは宇宙人だから、目の形がおかしいんだよ。心で会話−ーつまりテレパシーを使うこともできるんだよ。」
目が2つ以上ある生命体を見て、地球人類と(以下略)
延々説明してくれる。
ありがたいのだが、あまりにも子供扱いされるので、ひねりを聞かせたコメントでも言ってやるか、と思い
「英語ってすごいね。宇宙人まで英語しゃべってるよ。彼らは自分達の星で、英会話学校に通っていたのかな?」
と言ってみた。
おいら自身がホームスティ先から語学学校に通っていたので、洒落っけがでていいかと思ったのだ。
本当は宇宙戦争でアメリカかイギリスが勝ったのか?といいたかったが、下手に論争になっては困ると思って表現をやわらげたのだが。
それがいけなかったのだろうか…。

「あっはっはっは。ちょろのすけは子供みたいなことを言うなぁ」

おまえの嫁さんよりおいらは年上やっちゅーねん!!!


言ってやりたかったが、本気で疑問に思ってしまった。
どうなんだろう。
やはり宇宙人も語学学校に通うのだろうか。
そして、英語を話すことに抵抗はないのだろうか。
自分達の言語に地球人(英語使用者)が合わせることを要求したりはしないのだろうか?
おとなしく英語を使っているからには、やはり英語使用国が彼らの星と闘って勝ったか、あるいはマスメディアの力を使って文化的に侵略していったかのどちらかだろう。

わかる人!教えてくれ!!!


ところで、その昔N○VAだかどこかだかの英会話教室で説明を聞いたことがある。
講師は全員外国人!だけどアメリカ人もいればオーストラリア人もいてニュージーランド人もいて、母国語が英語じゃないけど英語が堪能な外国人までいるよ〜〜んってな事を聞かされた。
「どこかの国の人に特定してレッスンを受けることはできませんかねぇ。とにかく初心者なんですから。」
と言ったら
「あなたはアメリカ人とだけ話すとか、イギリス人とだけ話すとか、そういう目的で英語をならうんですか?英語を話して世界の人と話そうということではないのですか?だとしたら、色んな英語を話す人が世界中にはいるのですから、色んな英語を聞いておく必要があるでしょう?」
といわれた。
「それって、日本に来て全く日本語が話せない聞けない外国の人に、標準語と大阪弁と東京弁と津軽弁と博多弁の講師をつけて、東京の人とだけ話すんじゃないだろう!日本人と話すんだろう!っていうようなもんじゃないんですか?それって修得できますか?ゆで卵と煮ぬきを両方覚える所から始めなきゃならんのですか?サスペンダーはアメリカ英語ではズボン吊りの事ですが、イギリス英語ではガーターベルトの事ですけれど、そこからとっかからなきゃならんのですか?初心者にとってそれは混乱の種でしかないと思うのですが、どうですか?」

説明してくれていたお姉ちゃんは怒ってしまって、明確な答えをくれなかった。
わかる人!教えてくれ!!!
なんとか『ハリー・ポッターとアズガバンバンバン〜は〜ビバノノノ』(←大筋は合っていたが、細部をかなり捏造していたので、正式名称で読み終えたと言うのが恥ずかしい謙虚なおいら)を読み終えることができたちょろのすけ。
次は3年以上前にドイツの友人が置いていった『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』に挑戦することにした。
ちなみにこれだけの長い年月、もらっておきながら読んでいなかったのは、英語を勉強する気がなかった以上に日本語版2冊分を1冊にまとめている、まるで人でも殺せそうな分厚さのハードカバーだったせいである。
それに!
それに挑戦することにしたのである!

初日、鞄に本を詰める。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・重い。

電車に乗り込み、取り出しておもむろに読み始める。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さらに重い。

英語力がつく前に、腕力がついてしまう。
特に左腕。

なんとなくページのアルファベットが涙で曇る通勤時間であった。←現在進行形
新年早々朝起きたら頭が痛い。
きっとこれは昨日、コートも着ずに(着たら走りにくいから)裸足で寒風吹きすさぶ海岸を走り狂っていたから、風邪を引いたに違いない!!
そう思ったおいらは、風呂上りのビールや日本酒を程ほどにして、フロントで風邪薬をもらった。(が、飲まなかった。)

しかし・・・
しかし、だ。
段々おいらの心の中で疑問の目が芽吹いてきたのである。

そうして夕方。
おいらの疑問は確信に変わった!!!!

風邪じゃねぇよう!!!

二日酔いだよう!!!!!!

一年の計は元旦にあり。
いきなり自分の体に騙されて始まった今年は、一体どんな年になるのだろう・・・。

ちゅーか、いきなり二日酔いで始まる年って・・・
2002年年の瀬も押し迫った12月31日20:30。
寒風吹きすさぶ和歌山県白浜白良浜にその人影はいた。

「わははははははははは!!!2002年ド年末〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
「うひひひひひひひひひ!!!アホやアホやアホや〜〜〜〜!!!!」
「わしらホンマになにやってんね〜〜〜〜〜ん!!」
「ぎゃははははははははは〜〜〜!!!!」

コートも着ずに、裸足になって白良浜の波打ち際を全力疾走する姉妹・・・・・・。


他に人影は全く見られない、まさに誰もいない海である。
二人の愛を確かめたかった訳ではないが、うっかり二人のアホさ加減を確かめてしまった大晦日の夜であった。

しかし、酔っ払った状態で砂浜を全力疾走するのはよくないと真剣思ったので、良い子はマネしないでね♪
昨日、姉からクリスマスプレゼントをもらった。
沢山もらった。
ラビットファーのついたロングマフラーに始まって、ホグワーツの公式教科書(ハリーとロンとハーマイオニーの落書き付←読めねぇ。英語が、ではなくてアルファベットが)・アスガバンの囚人の朗読CD(UK版:10枚組み)・炎のゴブレット日本語ハードカバー2冊セット・・・そして!
そして!!!!

ハリー・ポッターとアスカバンの囚人!!!!!

日本語である。
日本語の本である。
おいらは、まだペーパーバッグを読み終わってはいないのだが、最初の方だけ・・・と読み始めてしまった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど

そうであったか・・・。

ああ!
こんなところに前フリがあったじゃね〜か!!

うわぁうわぁうわぁ・・・!!!!!


まぁ一応、大筋はあっていたが細かいところで捏造大爆発。
話の筋は変わらないが、ニュアンスが違ってイヤン♪バカン♪である。←お前がバカなんじゃ!!

しかし一番のビッグバンはこれだろう。


・・・・・・・・・・・・おいらずっとルパン先生だと思っていたよ・・・。
ルーピン先生って・・・。
ルーピンって・・・。
って・・・。

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